巨人にM38点灯! 菅野が82年ぶり球団記録の開幕11連勝、阪神は自力Vが消滅…
菅野は6回7安打3失点、近本から2打席連続被弾も粘投
■巨人 6-3 阪神(15日・東京ドーム)
巨人は15日、本拠地・東京ドームでの阪神戦に6-3で勝利し、優勝マジック「38」を点灯させた。先発の菅野智之投手が球団最多タイとなる開幕から11連勝を達成。リーグ連覇に向け、いよいよカウントダウンに入った。
立ち上がりから取られては取り返しての展開。試合が大きく動いたのは6回だった。1点リードされた状況で、無死一、三塁から4番・岡本の中前打で同点に。さらに丸が右前打でつないで満塁の絶好機を迎えると、1死から大城が右前へ勝ち越しの2点適時打を放った。
初回に2本の単打で先制を許した菅野。3回と5回には近本に2打席連続で勝ち越し本塁打を許すも、6回7安打3失点の粘投を見せた。自身の開幕からの連勝を11に伸ばし、1938年に開幕投手のスタルヒンが達成した球団記録に82年ぶりに並んだ。
阪神は、先発の高橋が5回まで2失点と試合をつくるも、6回に1死も奪えずに降板。継投した岩貞も踏ん張れずに勝ち越しを許した。今季、東京ドームでは開幕から7連敗。巨人とのゲーム差は10.5まで開き、自力優勝の可能性も消滅した。
(Full-Count編集部)