ドラフト1位候補・トヨタ自動車栗林に12球団30人! 中日スカウト「ミスショットがない」
都市対抗野球東海地区2次予選、東邦ガスに7回無失点10奪三振で初戦突破
第91回都市対抗野球大会の東海地区2次予選が16日、岡崎市民球場で行われ、今秋のドラフト1位候補として注目されるトヨタ自動車(豊田市)、栗林良吏投手(名城大)が初戦となる東邦ガス(名古屋市)戦に先発し、7回2安打無失点10奪三振の好投。9-2で勝利を飾った。
社会人NO.1右腕として呼び声の高い栗林の登板に、ネット裏には12球団約30人のスカウトが訪れ、熱視線を送った。地元中日の米村明アマスカウトチーフは「ミスショットはほとんどなく、きっちりコースに投げ分けていた。2位で残る選手ではない。1位候補にふさわしいピッチングだった」と話した。
トヨタ自動車は昨年、本大会準優勝を飾っており、4年ぶり2度目の優勝を目指す。次戦は18日に三菱重工名古屋(名古屋市)と対戦する。
(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)