田中将大、今オフ注目のFA選手で8位 米メディアは残留予想「失うわけにはいかない」

ヤンキース・田中将大【写真:AP】
ヤンキース・田中将大【写真:AP】

「2021年MLBトップFAへの早過ぎる予想」で田中は8位に「オフの市場で大きな注目」

 ヤンキースの田中将大投手は開幕前に頭部打球直撃のアクシデントに見舞われたものの、徐々に状態を上げて本来の頼もしさが戻ってきている。今季が7年契約の最終年となる中、その去就にも注目。米メディア「ブリーチャー・レポート」では「2021年MLBトップFAへの早過ぎる予想」と題して記事を掲載。早くも田中の残留を予想している。

 記事では、注目の20選手をランキング形式で紹介。1位はフィリーズのJT・リアルミュート捕手、2位はレッズのトレバー・バウアー投手、3位はアストロズのジョージ・スプリンガー外野手と続き、田中は8位にランクインした。

「マサヒロ・タナカは2014年1月にヤンキースと結んだ7年1億5500万ドル(約168億円)の契約の最終年を迎えている」と現状を説明。2014年から名門の一員として戦ってきた右腕について「その過程で好不調はあったが、最終的にこの契約はヤンキースにとって成功となった。実に今も成功している。タナカは今季8先発で防御率3.16としており、3億2400万ドル(約343億円)のエース、ゲリット・コールを霞ませているとも言われている」と言及した。

 記事では「理論上、タナカはオフの市場で大きな注目を集めるだろう。しかし、年齢と右肘内側側副靱帯の部分断裂により、球団は大型契約に慎重になるかもしれない」とわずかな懸念点を挙げるも、残留が濃厚との見方を提示。「その例外となる球団があるとしたら、それは現在所属している球団であろう。ヤンキースは明らかにタナカの扱い方を心得ており、率直に言って、ヤンキースのローテーションは彼を失うわけにはいかない」とまとめた。名門の屋台骨を担ってきた右腕は、果たしてどんな決断をくだすのか――。

(Full-Count編集部)

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