西武・内海、4回5安打4失点KO 「4イニング中3回も先頭打者を…」と反省

マーティンにソロを浴びた西武・内海哲也(中央)【写真:荒川祐史】
マーティンにソロを浴びた西武・内海哲也(中央)【写真:荒川祐史】

相棒・森の連続エラーで先制点許す、移籍後初勝利の相手に快投ならず

■西武 – ロッテ(17日・メットライフ)

 西武の内海哲也投手が7日、本拠地メットライフドームでのロッテ戦に先発したが、4回5安打2四球4失点(自責点2)。0-4とリードされた状況で降板した。内海にとってロッテは今月2日の対戦で5回無失点に抑え、移籍後初勝利を挙げた相手だったが、2度続けて快投とはいかなかった。

 味方の拙守にも足を引っ張られた。2回無死二塁で、菅野の捕前の送りバントを女房役の森がファンブル(失策)。無死一、二塁となり、続く岡の送りバントも捕前に転がると、森は今度は三塁へ悪送球。連続エラーで先制点を与えてしまう。さらに1死二、三塁から柿沼にスクイズを決められ、2点目を失った。

 3回には先頭のマーティンに21号ソロを右翼席へ運ばれ、4回にも角中に左中間を破る適時二塁打を浴びた。68球でマウンドを降りた内海は「せっかくチャンスをもらっているのに、このような形で交代してしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と責任を一身に背負った。17年目・38歳のベテランらしく「イニングの先頭を切ると言っていたのに、4イニング中3回も先頭打者を出してしまい、チームの流れを悪くしてしまいました」と分析し反省していた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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