ドラ1左腕がデビュー戦で衝撃の163キロ連発 米確信「これは成功する」
ホワイトソックスのドラ1左腕クロチェットがメジャーデビュー戦で101.5マイル(163キロ)
■レッズ 7-1 Wソックス(日本時間19日・シンシナティ)
ホワイトソックスのルーキー左腕ギャレット・クロチェット投手が18日(日本時間19日)、レッズ戦でメジャーデビューを果たし101マイル(約162キロ)を連発する衝撃デビューを果たした。今年6月のドラフト指名された有望株にファンも「これは成功する」と絶賛の声が上がっている。
日本のプロ野球界ではありえないドラフト指名を受けた同年でのプロデビューだ。マイナーですら登板のないクロチェットの出番は5点ビハインドの6回だった。
先頭のグッドウィンを100マイル(約161キロ)の直球で見逃し三振、続くガルシアには101.5マイル(約163キロ)の直球で空振三振、バーンハートを一ゴロに抑え1回無安打2奪三振無失点で上々のデビュー戦を飾った。
足を高く上げる豪快なフォームから放たれる剛速球にMLB公式インスタグラムも注目。「すでにマウンドで101マイルの球を投げている」とコメントを添え動画を公開するとファンからもメッセージが相次いだ。
「これは成功する」
「なんて凄いの」
「このレッグキックはマジェスティック」
「どうやったらこんなに楽々と投げられるんだ?」
「このビデオで101マイルがどれだけ速いかが分かる」
クロチェットはドラフトでテネシー大から1巡目指名(全体11位)を受けた21歳の左腕。ホワイトソックスはア・リーグ中地区で1位を独走し、すでにポストシーズン進出を決めている。コロナ禍でマイナーリーグが中止となり、いきなりMLBデビューいう近年では異例ともいえる。160キロ左腕が今後、どのように成長していくのか注目だ。