ヤ軍捕手が野手登板で“魔球”ナックル! 縫い目が動かない軌道に米称賛「美しい」
ヤンキースのクラッツが8点ビハインドの8回に野手登板、1回1安打1失点もナックル披露
■Rソックス 10-2 ヤンキース(日本時間21日・ボストン)
ヤンキースのエリック・クラッツ捕手が20日(日本時間21日)、敵地レッドソックス戦の8回に野手登板を果たした。一発を浴び1回1安打1失点だったが“魔球”ナックルを披露し米ファンたちを沸かせた。
ヤンキースは1-9と大量ビハインドで迎えた8回。4番手としてマウンドに上がったのは捕手クラッツだった。先頭の左打者・デバースにカウント1-1から投じた1球は外角から無回転の軌道で沈むナックルボール。デバースもタイミングを計り強振したがバットは空を切った。
MLB公式ツイッターもナックルボールを操るクラッツの動画を公開。スロー映像で見ると縫い目がはっきりした無回転であることが分かる。これにはファンも「ウェイクフィールドのナックルボールくらい良く見える」「美しい」「彼を先発させて」と絶賛の声が上がっていた。
メッツのトッド・フレイジャー内野手も18日(同19日)のブレーブス戦でキャリア初となる「野手登板」を果たしナックルで見逃し三振を奪い話題となっていた。試合が決まった展開でもメジャーは普段とは違う“姿”でファンを楽しませている。