BC栃木、元中日・若松を「練習生」に 今季は右肩痛に悩まされ7試合登板どまり
若松は2015年に中日で10勝、NPB復帰目指し昨季は栃木でチーム最多13勝
独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスは、元中日の若松駿太投手の選手登録を抹消し、練習生登録に契約変更したことを発表した。合わせて、左肘の怪我から復帰した練習生の齋藤誠哉投手を選手登録した。
若松は中日3年目の2015年に10勝を挙げて台頭したものの、故障などもあって18年限りで中日を戦力外に。NPB復帰を目指して栃木に昨季加入し、チーム最多の13勝を挙げてリーグ初優勝に貢献した。今季は春先から右肩痛に悩まされて7試合登板にとどまっており、3勝1敗、防御率1.95。
今回の契約変更は故障の状態を見極めた上での判断で、回復状況次第では10月のシーズン終了までに選手登録に復帰できる可能性もある。若松は「肩の状態もよくなっていて、また選手登録に戻れるように準備しておきます」と話した。NPB返り咲きを目指す方針に変更はないというが「今年がラストチャンス」とも語っており、正念場の秋を迎えることになる。かつての10勝右腕は、練習生からの巻き返しに向かう。
(Full-Count編集部)