前田健太は「疑う余地のないエース」 米メディアが“サプライズ選手”に選出

ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】
ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】

米メディア「ブリーチャー・リポート」が活躍称賛「前田の活躍は誰も予想していなかった」

 ツインズ・前田健太投手の活躍は「サプライズ」だった? 米メディア「ブリーチャー・リポート」は「最大のサプライズである25選手をランク付けする」とした特集記事を掲載。今春キャンプ前にドジャースからツインズへトレード移籍し、エース級の活躍を見せる右腕は15位に入った。

 前田は8月18日(日本時間19日)の本拠地ブルワーズ戦で9回無死まで無安打に抑える快投を演じた。今季は10試合登板し、5勝1敗、防御率2.52。1投球回あたりの与四球・被安打数の合計を示すWHIP0.76はリーグトップだ。記事では「ケンタ・マエダは、ロサンゼルス・ドジャースで堅実な4年間を過ごした」と評価しながらも、新天地の活躍を称賛した。

「オフシーズンのトレードで、投手グラテロルとの交換でツインズに行ったが、そのトレードは両球団に利益があり、どちらか一方が大きく得をするといった偏ったトレードではなかった。そうは言っても……。もし、インディアンスのシェーン・ビーバーがこのような異次元レベルのシーズンを送っていなければ、ア・リーグのサイ・ヤング賞の最有力候補はマエダだったであろう。そして、それは誰も予想していなかったことだ」

「多くの人々は、マエダはミネソタのローテーションでベリオスとオドリッジを補足する役目を担うだろうと思っていた。しかし、その代わりに、彼がミネソタのローテーションで疑う余地のないエースとなった」

 サプライズ選手の企画記事では1位はブルワーズの救援右腕デビン・ウィリアムズ。今季メジャーデビューし、20日(同21日)まで20試合登板、3勝1敗、防御率0.39の好成績を残している。2位にパドレスの新人ジェイク・クロネンワース内野手、3位にはヤンキースのルーク・ボイト内野手が入った。

(Full-Count編集部)

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