「バッティング練習かよ」楽天・浅村が初の1試合3発 驚愕弾ばかりにファン恍惚
4回にソロ&5回に2ラン&8回に3ラン…4安打7打点の大暴れ
■楽天 12-4 ロッテ(22日・楽天生命パーク)
楽天の浅村栄斗内野手が、自身初の1試合3本塁打で一気に本塁打王争いのトップに名乗りを上げた。22日、本拠地・楽天生命パークでのロッテ戦。4回に逆方向へ25号ソロを放つと、5回には左翼へ26号2ラン。さらに8回には27号3ランを叩き込み、キングに躍り出た。
「3番・二塁」でスタメン出場した浅村。先頭で迎えた4回。ロッテの先発・石川の直球を右翼スタンドへ。2-3と1点差に迫る逆方向ソロを放つと、同点の5回2死一塁で迎えた第3打席には石川の初球を振り抜き、右翼スタンドに勝ち越しのアーチを架けた。極め付けは8回2死一、二塁で迎えた第5打席。真ん中の直球を引っ張りスタンド中段まで運ぶダメ押しの27号3ランで締めくくり、4安打7打点の大暴れだった。
それまで25本でトップだった日本ハム・中田を一気に追い抜き、単独キングに。ただ、この日のナイターで西武戦(メットライフ)に臨んだ中田も初回の第1打席に26号2ランで追撃。熾烈な戦いを繰り広げている。
浅村が刻んだ衝撃の1試合3発を「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeチャンネルは「【3発4安打7打点】浅村栄斗『本塁打も打点も単独トップ』」と題して動画を公開。驚愕弾の詰め合わせにファンは「規格外のパワー レベチ」「バッティング練習かよ」「うわぁ、エグい…」「もはやファミスタ」と衝撃を受けた様子。さらに7回に放った適時右前打は満塁での場面だっただけに「サイクルホームラン惜しかったなぁ」との声もあった。