田中将大、24日最終登板で黒田氏のMLB通算79勝へ 「並ぶことできれば嬉しい」
2014年ルーキー時代に同僚「自分にとって大きな助けになった」
ヤンキースの田中将大投手が22日(日本時間23日)、今シーズン公式戦最終登板となる23日(同24日)の敵地ブルージェイズ戦に向け前日会見を行った。シーズン4勝目を挙げればヤ軍OBの黒田博樹氏が持つMLB通算79勝に並ぶが「凄い投手と勝ち星ですけど、並ぶことができれば嬉しい」と語った。
すでにプレーオフを決めているヤンキース。田中は4勝目をかけ24日のブルージェイズ戦のマウンドに上がる。勝利すれば黒田氏に並ぶ日本人メジャー2位のMLB通算79勝となるが「一つずつ積み重ねてきたことで、(黒田氏に並ぶ)そうなりますが。凄い投手と勝ち星ですけど、並ぶことができれば嬉しい」と語った。
黒田氏とはルーキー時代の2014年にヤンキースで同僚だったが「1年目に黒田さんみたいなベテランの方が同じチームにいて、色々聞くことができた。投球、チーム、調整方法とかも。すごく自分にとって大きな助けになった」と、当時を振り返っていた。
すでにブーン監督はプレーオフでコール、田中の登板を明言している。2枚看板として期待されるが「自分でも一つ一つ積み重ねていくしかない。信頼はすぐ勝ち取れるものではない。そう言ってもらえるのは嬉しいこと。自分がやってきたことは少しは報われるがそれだけではダメ。良い投球してチームを勝ちに導く。自分の仕事を最後までやっていきたい」と気を引き締めていた。
(Full-Count編集部)