田中将大、メジャー7年目で初の勝ち越しならず 4回5失点で今季3勝3敗、防御率3.56
田中はポストシーズンの第1ラウンドとなるワイルドカードシリーズ2戦目での登板が濃厚
■ブルージェイズ 14-1 ヤンキース(日本時間24日・バッファロー)
ヤンキースの田中将大投手が23日(日本時間24日)、敵地ブルージェイズ戦でレギュラーシーズン最後の先発マウンド。初回に不運な形で2点を失うなど4回8安打5失点で今季3敗目を喫した。メジャー7年目にして初めて勝ち越せず今季は3勝3敗、防御率3.56となった。チームは1-13で大敗した。
味方のまずい守備にも足を引っ張られた。初回の先頭ビジオに四球を与えると1死からヘルナンデスの打球がイレギュラーする不運なヒットなどで2死一、二塁のピンチを背負うとゲレーロJr.に中前適時打、さらに捕手サンチェスの暴投でこの回2点を失う。
2回は2死からジャンセンに二塁打を浴びたがビジオを二ゴロに抑え無失点。だが、3回は2死からグリチェクを遊ゴロ失策で出塁を許すと続くゲレーロJr.に三塁線を破られる適時二塁打を浴びた。4回はジャンセンに左翼席へ5号ソロを浴びると2死一、三塁からグリチェクに左前適時打を浴びこの回2点を失い、田中は91球を投げ4回8安打5失点(自責3)で降板となった。
14年にヤンキースに移籍してから6年連続2桁勝利をマークしていたが今季は新型コロナウイルスの感染拡大でシーズンは60試合に。開幕前には頭部に打球が直撃するなどアクシデントもあり出遅れ今季は3勝3敗、防御率3.56でレギュラーシーズンを終えた。
チームはすでに4年連続でプレーオフ進出が決定。田中はポストシーズンの第1ラウンドとなるワイルドカードシリーズ2戦目での登板が濃厚だ。短期決戦で勝負強さを発揮してきた右腕は次の舞台に備える。
(Full-Count編集部)