342億円コールが圧巻13奪三振、ヤ軍地区S進出王手 投手3冠ビーバーは7失点KO

ワイルドカードシリーズ初戦で激突したヤンキースのゲリット・コール(左)とインディアンスのシェーン・ビーバー【写真:AP】
ワイルドカードシリーズ初戦で激突したヤンキースのゲリット・コール(左)とインディアンスのシェーン・ビーバー【写真:AP】

剛腕コールが毎回13奪三振の力投で7回2失点、投手3冠ビーバーは5回途中7失点KO

■ヤンキース 12-3 インディアンス(WCシリーズ・日本時間30日・クリーブランド)

 ヤンキースは29日(日本時間30日)、敵地で行われたインディアンスとのワイルドカードシリーズ第1戦で12-3で大勝。地区シリーズ進出へ王手をかけた。エースのゲリット・コール投手が毎回13三振を奪う奪三振ショーで7回6安打2失点。打線も投手3冠に輝いたビーバーから2本塁打を含む9安打7得点を奪って攻略した。30日(同10月1日)の第2戦は田中将大投手が先発する。

 米球界を代表する両投手の投げ合い。昨オフに9年総額3億2400万ドル(約342億5000万円)でヤンキース入りした剛腕コールが、圧倒的な投球を見せた。2点差の3回2死二、三塁でサンタナを159キロの剛速球で3球三振。毎回13奪三振の力投でインディアンス打線を封じ込めた。一方のビーバーは初回にジャッジに先制2ランを浴びるなどリズムをつかめず。4回2/3で7三振を奪いながらも、9安打7失点でKOされた。

 第2戦では田中将大投手が先発する。ポストシーズンでは通算5勝3敗、防御率1.76と勝負強さを発揮している。試合前には報道陣のオンライン取材に応じ、「自分がどれだけ自分らしくいられるかということが一番大事だと思います」と意気込みを語った。

【動画】リリースされたボールは一瞬でミットに吸い込まれ… ヤ軍コールの剛速球を超至近距離で捉えた迫力満点の映像

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