こりゃ打てん…レイズ右腕の浮き上がる160キロに指揮官賛辞「極めて良い投球だ」
グラスノーは最速160キロのフォーシームを武器に6回8奪三振2失点と好投した
■レイズ 8-2 ブルージェイズ(WCシリーズ・日本時間1日・タンパ)
レイズは9月30日(日本時間1日)、本拠地で行われたブルージェイズとのワイルドカードシリーズ第2戦で8-2で快勝。2連勝で地区シリーズ進出を決めた。キャッシュ監督は「このように2連勝し、選手たちは良いプレーをした。昨日は接戦だった。今日は序盤に点差をつけられて良かった」と充実した表情を浮かべた。この大きな勝利に貢献したのは、先発のグラスノーの力投だ。浮きがるような豪速球でファンを魅了した。
右腕は初回から最速99.4マイル(約160キロ)の浮き上がる快速球で攻めて、6回6安打2失点。8奪三振を奪う好投だった。グラスノーは「アメージング。素晴らしい気分だよ。僕たちは自信を持ってこのシリーズに臨んだ」と笑顔。指揮官は「極めて良い投球だった。守備を誇っており、ここ2日間でそれが見られた。サンディエゴに向かうのを大変楽しみにしている」と上機嫌だった。
10月5日(同6日)からサンディエゴで行われる地区シリーズではヤンキース-インディアンスの勝者と対戦する。グラスノーは「特に今日のようなプレーオフでは勝つことが全てだ。三振は良いことだけど、チームに勝つチャンスを与えることができれば、それが最も重要なこと。もちろんレギュラーシーズンでもそうだけど、今はそれがさらにずっと重要になってくる」と必勝を誓っていた。