大リーグ、有観客試合を10・13から一部再開へ レンジャーズ本拠地で上限1万1500人
ナ・リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズを有観客試合として開催する
大リーグ機構(MLB)は9月30日(日本時間1日)、レンジャーズが本拠地とするテキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われるナ・リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズを有観客試合として開催することを決めた。各試合とも上限1万1500人の人数制限を設けて観客の入場を認める。
新型コロナウイルスの影響で約4か月遅れで開幕したレギュラーシーズンは無観客で7月23日(同24日)に開幕。ポストシーズンでは一部の球団スタッフや選手の家族がスタンド観戦していたが、10月12日(同13日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦が今季初めてファンが入場できる試合となる。マスクの着用義務はもちろん、手の消毒剤が球場中に配置され、フィールド、ブルペンなど選手らの行動範囲から20フィート以内の席は販売されないなど徹底した感染拡大予防策も行われる。
9月29日(同30日)に開幕したポストシーズンでは一部の球団スタッフや選手家族がスタンドで観戦している。大リーグ機構は公式には発表しておらず、レッズのトレバー・バウアー投手は自身のツイッターで本拠地チームの家族が入場できるのに対して敵地チームの家族が入場できていないと苦言を呈している。
(Full-Count編集部)