ロッテ大物続々、楽天は最多4件トレード、西武は補強ゼロ…パ球団の最終戦力状況は?
西武はパ6球団で唯一新たな補強をせず、保留だった多和田と7月に契約したのみ
そのロッテと首位争いを繰り広げるソフトバンクは、育成の3選手を支配下登録したのみで他球団からの補強はなし。8月に支配下となった渡邉雄大投手は9月に3試合登板したものの、故障で離脱した。9月に駆け込みの補強はなく、上限まで2人残した68人でシーズンを戦い抜く。ソフトバンクと同様に、日本ハムも育成2選手を支配下登録したのみ。樋口龍之介内野手は、育成入団では球団初となる支配下登録となった。
最下位に低迷するオリックスは、阪神とのトレードで8月に飯田優也投手が加入。さらに育成2選手を支配下登録した。大下誠一郎外野手は1軍初打席で本塁打を放つなど存在感を見せている。上限まで3人を残し、来季にもつながる戦いをしていく。
そして、パ6球団で唯一、新たな補強をしなかったのが西武。自律神経失調症の影響で契約が保留されていた多和田真三郎投手と7月に支配下選手契約を結んだのみとなっている。現在Bクラスと低迷するリーグ王者だが、上限まで3人を残して9月末の期限を迎えた。
球団によって分かれた戦力補強。シーズン終盤に向け、新戦力は機能するのか――。各チームの戦い方に注目が集まる。
(Full-Count編集部)