「その盗塁の稼ぎ方は盲点」日ハム西川の“強奪二盗”にファンは目から鱗状態
ゆるい牽制を受けたタイミングでスタート…隙つく盗塁で2回成功
■ソフトバンク 7-5 日本ハム(2日・PayPayドーム)
日本ハムの西川遥輝外野手が2日、敵地PayPayドームでのソフトバンク戦で、2つの盗塁を決めた。今季25盗塁となり、トップの周東を2差で猛追。左腕から牽制を受けたタイミングでスタートを切って強引に成功させた“新手”の二盗に、ファンからは驚きの声が上がった。
西川は「3番・中堅」でスタメン。初回の第1打席は四球で出塁すると、続く中田の打席での3球目の前に動いた。ソフトバンク先発のムーアが一塁にゆるい牽制球を投げた瞬間にスタート。捕球した一塁の中村晃は慌てて二塁に転送するも、見事に二塁を陥れた。西川は8回にも同様に四球で出塁し、左腕のモイネロから牽制を受けたタイミングで走って成功。ほぼ同じパターンで2盗塁を稼いだ。試合は5-7で敗れたものの、個人タイトル争いで存在感を放った。
牽制を逆手に取った珍盗塁を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルは「【強引に奪った】西川遥輝『オラオラ盗塁』」と題して動画を公開。ファンからは「甲斐キャノンと戦わない方法を思いついた結果……」「あたらしい盗塁スタイル」「今の西川遥輝には牽制すら無意味ということか……」「その盗塁の稼ぎ方は盲点w」などと目から鱗といった声が相次いだ。