超特大の天井直撃打がまさかのタッチアウトに…楽天ロメロにファン「可哀想すぎる」
実況も一度は「ホームランです」、京セラドーム特別ルール適用でインプレーに
■楽天 4-0 オリックス(2日・京セラドーム)
京セラドームで2日に行われたオリックス-楽天戦で、場内騒然の珍プレーが飛び出した。楽天ロメロが2回に放った超特大の打球は、ドームの天井に当たってグラウンドへ。審判が協議の結果インプレーの判断となり、三塁到達直前でタッチされていたロメロはそのままアウトを宣告された。ドームならではのプレーに、ファンからはロメロへの同情の声が上がった。
2回の先頭で打席に入ったロメロ。オリックス先発の山岡の直球をフルスイングすると、左翼方向に特大の打球が上がった。ボールは天井のスーパーリングに直撃し、一瞬の間を置いて左翼線にポトリ。実況もいったんは「ホームランです」と伝えた。ロメロは三塁付近まで走り、三塁手の福田にタッチされたところで試合は中断し、審判団は協議に入った。
その結果、「打球がフェア地域上の天井もしくはスーパーリングに当たった場合、またはスーパーリングの内側に入り直ぐに落ちてきた場合はボールインプレイとする」という京セラの特別ルールが適用されると審判は場内に説明。楽天側はリクエストするも判定は変わらず、ロメロはそのままタッチアウト。幻の特大弾はまさかの結末を迎えた。
この珍事を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルは「【珍】ロメロ 超特大“天井直撃打”も…まさかのタッチアウト」とのタイトルで動画を公開。天井さえなければ…という特大打に、ファンも「これは可哀想すぎるわ」「ドーム球場はメリットも多いけどこういうところは残念」「ドームルール変えた方がいい笑」「せめてエンタイトルにしてくれよ……」と悔やみきれないようだった。