筒香の起用どうなる? ヤ軍相手に打率.067も指揮官「マッチアップ重視しない」
スネル、グラスノー、モートン…レイズのキャッシュ監督は先発投手の起用方針も明言
レイズは5日(日本時間6日)、ヤンキースとの地区シリーズ第1戦を迎える。同地区ライバル同士の対決で、気になるのは筒香嘉智外野手の起用法。今季ヤンキースには15打数1安打、打率.067と押さえ込まれたが、会見に応じたキャッシュ監督は「マッチアップはそれほど重視しない。あるヤンキース選手に対してこの投手が良い成績だからということだけで決めることはない」と起用方針を語った。
先発投手については「ブレイク(スネル)、タイラー(グラスノー)、チャーリー(モートン)でいく。その後はまた考える。ブレイクとタイラーを通常のルーティンとさせることが重要だと思った」とキャッシュ監督。さらに「チャーリーに関しては登板間隔が空くことがネガティブではなく、ポジティブになると思っている。3試合後の状況を見てまた考える」と述べた。
レギュラーシーズン終盤に左脇腹痛で離脱していたメドウズに関しても言及。「彼は昨日も良い日を送った。今日は打撃練習と外野の守備練習をする。明日もだ。これに加えて、実戦形式の練習も行っていく。打席に立つ機会を多く得られる。ジマン(チェ)とヤンディ(ディアス)も実戦形式で打席に立つ」との見通しだ。
今季対ヤンキースは8勝2敗と大きく勝ち越した。選手起用について、記者からレギュラーシーズン中の対戦成績を重視するのか、選手の今の状態を重視するのかを問われると「どちらかというとそっち(後者)だ。マッチアップはそれほど重視しない。決断を下す時にはそうしたこと全てが関係する。だが、あるヤンキース選手に対してこの投手が良い成績だからということだけで決めることはない」と語った。
(Full-Count編集部)