またも誤審…342億円コールのド真ん中ボール判定に米激怒「どうなってんだ」
サインミスで捕球体制は崩すもボールはど真ん中へ→無情にも審判の手は上がらず
■ヤンキース 9-3 レイズ(地区シリーズ・日本時間6日・サンディエゴ)
またしても誤審が……。5日(日本時間6日)にサンディエゴで行われたア・リーグ地区シリーズのレイズ対ヤンキースの第1戦で、ほぼド真ん中に投じられた球がボールとなる“誤審”があった。レギュラーシーズンからメディアやSNS上でも度々取り沙汰されていた誤審騒動だが、ポストシーズンでも繰り返される審判のお粗末な判定に、ファンからは「この審判はどうなってんだ!?」「これは……ストライクだったね」と批難の声が相次いだ。
問題の場面はヤンキースが1点リードした5回裏2死満塁の守り。先発コールが投じた79.9マイル(約129キロ)のナックルカーブはほぼ真ん中へ。しかし、サインミスがあったのだろうか。内角高めにミットを構えた捕手のヒガシオカは慌てて捕球。投げ込まれたコースは、真ん中やや高めだったが、審判の右手は上がらずボールと判定された。
ヒガシオカの捕球態勢が崩れたことでボール判定となったのかは定かではないが、この判定にヤンキース専門ポッドキャスト番組「Talkin’ Yanks」はツイッター上ですぐさま動画を公開。「OK、だけどこれはストライクだったよ」との文言で誤審を指摘すると、映像を見たファンからは「ロボット審判」「100%君は正しいよ」「これは……ストライクだったね」「この審判はどうなってんだ!? 明らかにストライクじゃんか!」と不満を露わにした。また、ファン同様にニューヨークの野球専門サイト「リバー・アベニュー・ブルース」もツイッター上で「コールがマーゴットから4ストライクで三振を奪う」として、余分に1球ストライクを取らなければならなかったと伝えた。
今季は度重なる誤審で審判の質を問う声も多かったメジャーリーグ。判定1つで試合結果に大きな影響を及ぼす可能性もある。世界一を賭けて戦う各チーム、そして応援するファンとしては正確な判定を願うばかりだ。