ヤンキースが地区Vレイズ撃破へ必要なことは? 米経済誌「圧倒的なタナカ」
米フォーブス誌「タナカにはまだ力が残っている。次の契約を得るためのモチベーションもある」
ヤンキースの田中将大投手は7日(日本時間8日)のレイズとの地区シリーズ第3戦で先発することが決まった。ブーン監督が5日(同6日)の第1戦前に2、3戦目の先発投手を発表。第2戦は今季メジャーデビューして3勝を挙げた21歳右腕デイビー・ガルシアが先発する。
レギュラーシーズンで2勝8敗と大きく負け越した地区王者レイズとの決戦。米経済誌「フォーブス」も注目している。田中は9月30日(同1日)のインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発し、4回0/3を6失点で勝敗は付かなかったが、ポストシーズンでは通算5勝3敗、防御率2.70と勝負強さを誇る。同誌は田中の躍動を期待するスカウトのコメントを紹介した。
「タナカにはまだ力が残っていると思います。次の契約を得るためのモチベーションもあります。スプリットが良いです。ビッグゲームでは常にスプリットが良く、そうでない場合は試合に入ってすぐに分かります。しかし、キャリアのこの段階で巧妙さもあり、試合中に修正します。このシリーズを突破するために、ヤンキースは圧倒的なタナカを必要としています」
5日(同6日)の第1戦では剛腕コールが6回8奪三振3失点。9回にはスタントンの満塁弾が飛び出して先勝した。シリーズの行方を左右する第3戦で、田中がどのような投球を見せてくれるのか。本来の勝負強い投球が期待される。
(Full-Count編集部)