151キロのチェンジアップ? マーリンズ右腕の“魔球”に米驚愕「尋常じゃない」
マーリンズのアルカンタラが151キロの高速チェンジアップで打者を圧倒
■ブレーブス 9-5 マーリンズ(地区シリーズ・日本時間7日・ヒューストン)
マーリンズは6日(日本時間7日)、ミニッツメイド・パークで行われたブレーブスとの地区シリーズ第1戦に5-9で敗れた。先発のサンディ・アルカンタラ投手は6回8安打5失点で負け投手となったが、94マイル(約151キロ)の高速チェンジアップでファンを沸かせた。
アルカンタラは6回までブレーブス打線を3点に抑えていたが、7回はライリー、アクーニャに連打を浴び無死一、二塁となったところで降板。2番手のガルシアがオズナに同点適時打、ダーノーに勝ち越し3ランを浴びるなどこの回一挙6失点で試合をひっくり返された。
それでも、MLB公式サイトはアルカンタラがこの日投じた“魔球”に注目した。5回2死一塁の場面でアルビーズから空振り三振を奪った1球は94マイル(約151キロ)のチェンジアップ。真ん中低めから外角のボールゾーンに落ちていく圧巻の投球だった。
打者もお手上げの1球にファンも「あり得ない」「あの変化するチェンジアップ…不可能だ」「90マイル以上であの変化は尋常じゃない」と驚きのコメントが相次いでいた。昨年はオールスターゲームにも選出された25歳の若き右腕。まだまだ粗削りだが高い奪三振率を誇るアルカンタラに今後も注目だ。