年俸4億円減で迎えた来日7年目の復活 メヒアは西武の救世主になるか?
年俸は昨年比4億円減も、3年ぶり2桁本塁打クリア
来日1年目の2014年に34発で本塁打王を獲得し、2016年にも35本塁打を放ったメヒアだが、その後の成績は右肩下がり。昨年の出場試合数は来日以来最少の75試合に終わり、そのうち51試合が代打だった。
3年契約が切れ、4億円減の年俸1億円(金額は推定)で臨んだ今季も右膝痛で出遅れた。1軍昇格は開幕から約1か月後の7月25日までずれ込んだが、3年ぶりに本塁打が2桁に達した。7日現在、53試合に出場したうち44試合がスタメンで、3年ぶりの4番も12試合務めている。
今季の西武は、シーズンを通して4番に座り続けることを期待された山川が打率.214、昨季終盤4番を務めた中村も.196の不振。メヒアも打率は.232と高いわけではないが、大柄の体に相手を圧倒するオーラをまとっている。リーグ3連覇は困難な状況だが、この調子で現在4位のチーム順位を1つでも上げることができれば、まさに救世主。本人の決めゼリフ「メヒアサマサマヤー!」を聞く機会も増えそうだ。