スタンドどよめく執念のプレー 鷹ムーアがライナーをダイビング素手キャッチ
初回、福田秀が放った弱いライナーに左手を伸ばしてキャッチ
■ソフトバンク – ロッテ(9日・PayPayドーム)
ソフトバンクのマット・ムーア投手が執念の素手キャッチでスタンドをどよめかせた。9日にPayPayドームで行われたロッテ戦。初回、ピッチャーへの弱いライナーに飛びつき、左手素手で打球を掴み取った。
大荒れとなった立ち上がりでムーアが執念を見せた。自身の押し出し四球と甲斐の失策で2点を失い、なおも無死満塁のピンチ。ここで福田秀が放った打球は投手前への弱いライナーになった。
バットを粉砕した打球はムーアの左側へと飛んだ。これにムーアは投げ手の左手を伸ばしてダイビング。素手で打球を掴み取ってアウトにした。メジャー54勝左腕の気迫のこもったダイビング素手キャッチにスタンドからはどよめきが起こった。ムーアは初回だけで38球を投げ、3四死球と制球に苦しみ2点を失った。