広島・石原慶の引退で残る現役は7人に… 2001年ドラフト組の現在地は?
大卒は石川、細川、高卒は大竹、中村、栗山、大卒社会人は山井ただ1人
○細川亨(ロッテ)
青森北高、青森大を経て自由獲得枠で西武に入団。2年目の2003年から正捕手の座を手にしてレギュラーとして君臨。2010年オフにFA権を行使してソフトバンクに移籍すると、正捕手として活躍。2017年に楽天、2019年からロッテでプレーするが、今季の1軍出場はない。
○大竹寛(巨人)
浦和学院からドラフト1位で広島に入団し、FAで巨人に移籍する2013年まで石原とバッテリーを組んできた。2005年に初の2桁勝利をマークし、広島の大黒柱として活躍し、2013年オフに巨人へ。近年は苦戦を強いられてきたが、今季は中継ぎとして26試合に登板して1勝2敗15ホールド、防御率1.64の好成績を残して存在感を示している。
○中村剛也(西武)
大阪桐蔭からドラフト2位で入団し、西武一筋で今季19年目を迎えた。4年目の2005年に頭角を現し22本塁打を放つと、2008年に46本塁打で初の本塁打を獲得。これまで6回の本塁打王、4回の打点王を獲得し、通算本塁打数は現役最多の422本塁打にのぼる。今季はここまで61試合出場、打率.197、7本塁打と苦しんでいるものの、まだまだその力は健在だ。
○栗山巧(西武)
育英高からドラフト4位で入団し、中村と共に西武一筋19年目。2008年に最多安打のタイトルを獲得するなど、長らく西武打線を支えてきた。その勝負強さは今季も健在で、ここまで主力として88試合に出場し、打率.284、11本塁打54打点の好成績を残している。
○山井大介(中日)
神戸弘陵高、奈良産大、河合楽器を経てドラフト6位で中日に入団し、ドラゴンズ一筋19年目に。2007年の日本シリーズでは岩瀬仁紀との完全試合リレーを達成し、53年ぶりの日本一に導いた。2014年には最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。今季はここまで1軍で6試合に登板している。大卒社会人出身ではこの世代唯一の現役で、球界最年長投手となっている。
○近藤一樹(ヤクルト)
日大三高で夏の甲子園優勝を果たし、ドラフト7位で近鉄に入団。球団合併による2005年に分配ドラフトでオリックスへ移籍した。2008年に10勝をマークし、2016年途中にトレードでヤクルトへと移籍。2018年には中継ぎとして74試合に登板して35ホールドで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。今季はここまで20試合に登板して0勝1敗1セーブ2ホールド、防御率4.74となっている。
(Full-Count編集部)