レイズ2連勝、決勝3ラン&好守のマルゴー 指揮官が開幕前の秘話明かす
パドレスから加入1年目のマルゴー、コロナ禍で3か月同僚と一緒に生活
■レイズ 4-2 アストロズ(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間13日・サンディエゴ)
レイズは12日(日本時間13日)、ペトコパークで行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦を4-2で制し、2連勝を飾った。初回に決勝点となる3ランを放ったマルゴーについて、キャッシュ監督は「大きな本塁打を打ってくれた」と称えた。
レイズは初回、2死一塁から4番の崔志万が二ゴロを放った際に相手失策でチャンスを広げ、続くマルゴーが中越えへ3ランを放って先制。立ち上がりに主導権を握った。さらにマルゴーは守備でもファインプレーを披露。2回に右翼への邪飛を一塁側のフェンスにころげ落ちながらもキャッチしてチームを盛り立てた。
マルゴーの先制弾と好捕どちらが大きかったかを問われたキャッシュ監督は「3ラン本塁打の方だ。キャッチも素晴らしかった。マニーは調子を上げた。彼の本塁打はレギュラーシーズンではあまり見られなかったが、ポストシーズンでは3本」と短期決戦での頼もしさを強調した。
マルゴーは今季、パドレスから加入。新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズンが60試合に短縮される中、早期にチームへと馴染んだ点について指揮官は「パンデミックによるシャットダウンの中で、彼はウィリー(アダメス)と一緒に住んでいた。3か月一緒に過ごして、本当に早く馴染めたのだと思う。ウィリーはレイズを代表するのに最適な人物だからね」との秘話を語った。
チームは幸先よく2連勝。頼もしい戦いぶりを繰り広げるナインに対し、キャッシュ監督は「才能ある選手たちだ。全てが同時に上手くいかないこともあるが、間違いなく今は投球と守備が良い。最小限のミスとしている。好守を見せ、投手も好投している。ボールがよく見えて大きなヒットを打っている選手たちもいる」と語った。
(Full-Count編集部)