パドレス外野手が面識ない相手に刺され手術 口論の末に被害「トラウマとなる経験」

パドレスのトミー・ファム【写真:Getty Images】
パドレスのトミー・ファム【写真:Getty Images】

ファムの術後は良好「すぐにオフのトレーニングルーティンに戻れる」

 パドレスのトミー・ファム外野手が、サンディエゴで面識のない相手と口論になった末、腰背部を刺されて手術を受けた。地元紙の「サンディエゴ・ユニオントリビューン」が球団とファム本人が発表したと伝えている。

 記事では「ファムから話を聞いた2人によると、ファムの車の傍で口論となった。ファムは口論となった相手に車から離れるように頼んだ後に攻撃された。知人ではなかった」と言及。腰背部を刺されたものの、臓器への損傷はなく、傷口を縫った程度で済んだという。

 ファム自身の声明も伝えており、「昨晩素晴らしい処置をしてくださったUCサンディエゴ・ヘルスの素晴らしい医療スタッフの皆様に感謝します。大変トラウマとなる驚く経験でしたが、回復に向かっており、すぐにオフのトレーニングルーティンに戻れると思っています」と語っているという。サンディエゴ警察広報によると容疑者の情報はなく「ファム氏は容疑者と知人ではないようです」という。

 一方、記事ではパドレスの反応として「昨夜のトミー・ファムに関する事件について把握しています。彼はUCサンディエゴ・ヘルスで治療を受け、現在良好です。完全に回復する見込みです。サンディエゴ警察が調査を進めており、現時点でこれ以上のコメントはありません」との声明を紹介した。

 ファムは2006年のドラフトでカージナルスから16巡目指名を受けプロ入り。2014年にメジャーデビューし、2018年のシーズン途中にトレードでレイズに移籍。2019年には自己最多145試合に出場し、21本塁打、68打点、打率.273をマークした。昨季オフにトレードでパドレスに移籍。今季は31試合で3本塁打、12打点、打率.211だった。

(Full-Count編集部)

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