巨人・菅野智之、6回4失点で降板 連勝ストップ危機、黒星なら405日ぶり

巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】
巨人・菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

4回までに広島打線に4点を奪われ、リードされたまま降板

■巨人 – 広島(13日・東京ドーム)

 巨人の菅野智之投手が連勝ストップの危機となった。13日、本拠地・東京ドームで行われた広島戦。4回までに4点を許してリードを奪われ、6回4失点でリードを許したままマウンドを降りた。

 先制を許したのは2回。先頭の松山に二塁打を浴びて出塁を許し、西川に右前安打で繋がれて無死一、三塁にピンチが拡大した。続く坂倉を二ゴロ併殺打に打ち取ったが、この間に松山が生還。先制点を許した。

 4回には田中広に右前安打、鈴木誠に四球を与え、松山に適時打。坂倉の一ゴロで併殺を狙った遊撃・坂本からの返球を菅野が捕球できず(記録は坂本の悪送球)。ファウルゾーンをボールが転がる間に3点目を奪われた。さらに菊池には右翼線へと落ちる二塁打を許し、一塁走者が一気に生還して4点目を失った。

 5回を投げ終えたところで球数は101球に到達。その裏の攻撃で打順が回ったが、そのまま打席に立ち続投した。6回も無失点に抑えて、菅野は6安打2四球4失点(自責点は3)。ただ、打線が広島先発の九里の前に得点を奪えず、リードを許したまま菅野は降板となった。

 菅野は今季開幕から連勝を続け、6日のDeNA戦でプロ野球新記録となる開幕投手からの13連勝を記録。通算100勝も達成するなど、ここまで不敗を続けてきた。敗戦投手となれば、2019年9月4日の中日戦(前橋)以来、405日ぶりの黒星となる。

(Full-Count編集部)

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