田中将大は「非常に特別な存在だ」 ヤ軍GM&監督が絶賛、去就はどうなる?
去就の行方は「誰も未来がどうなるか約束することはできません」
ヤンキースのアーロン・ブーン監督とブライアン・キャッシュマンGMが14日(日本時間15日)、シーズンを総括する会見を行い、今季で7年契約が満了しFAとなる田中将大投手について言及した。
2014年に楽天からヤンキースへ、7年総額1億5500万ドル(約164億円)で加入した田中。在籍7年間で174試合に登板して通算78勝46敗、防御率3.74、2019年まで6年連続2桁勝利と素晴らしい成績を残した。キャッシュマンGMは田中について「何よりもまず、卓越したパフォーマンスとコミットメントで私たちに非常にポジティブな影響を与えた。彼はあらゆるレベルで素晴らしかった。彼は最高のものを手に入れるために最善の努力をして常に素晴らしい結果をもたらしてくれた。私はそんな彼を本当に誇りに思っている」と、7年間の貢献を称賛した。
さらに同GMは田中の去就についても触れ「チームの内でも外でもそうですが、誰も未来がどうなるか約束することはできませんが、彼は非常に特別な存在です。彼が日本からこちらに来たとき、私たちを選んでくれてとても嬉しく思いました。そして、私たちは彼が日本を去ったときと同じように再びFAになる機会を得たことを知っています。今は物事がどのように起こるかについての予測が難しい時代です。彼は特別で素晴らしい選手でした」と語った。
また、ブーン監督も「私は彼の仕事を見るのが大好きだし、彼が記者会見の準備をする姿を見るのも大好き。私たちのチームの選手たちは彼のユーモアのセンスも大好きだ。繰り返しになるが、私は推測したり、何かを予想するつもりはない。私が知っているのは、マサがプレーヤーとして自分自身を管理し、良い仕事をする姿を見せてくれたこと、そして彼の監督としていられたことを嬉しく思っています」とコメントし、田中が特別な存在であると評価していた。
(Full-Count編集部)