元球児、大学日本一経験者も…オンライン開催のeドラフトに真中氏「参考になる」
ドラフトで大事なことは「(くじの)確認をすること」と即答
一般社団法人日本野球機構(NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が共催する「eBASEBALL プロリーグ」の参加選手を選抜する「eBASEBALL プロリーグ 2020シーズン eドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日、オンラインで開催された。
この日はeBASEBALL応援監督を務める真中満氏も登場し、eドラフト会議の様子を見守った。イベントの冒頭、司会を務めた清水久嗣アナウンサーから「ドラフトで大事なことは」と問われた真中氏は「(くじの)確認をすること」と即答。おなじみとなってしまった自虐ネタで笑わせた。
プロリーグ3年目を迎える今季は、元高校球児や大学日本一経験者など実際にプレー経験を持つ選手が多数参入することに。真中氏は「もともとプロ野球を目指して、なかなかプロというところまで行けなかった人たちが、今度は『eBASEBALL』で野球に携われる。活躍する機会もあって、非常にいい傾向だと思います」とうなずいた。
また、今回のeドラフト会議は新型コロナウイルスの影響で初のオールオンラインでの開催に。各球団と銀座の会場をオンラインで繋ぎ、指名が重複した場合のくじ引きは各球団が選んだ番号の封筒をスタッフが開封する形式で行われた。コロナ禍でのドラフト会議が26日に迫っているが、真中氏は「やり方は変わるとは思いますが、非常に参考になるeドラフト会議だったと思いますね」と、オールオンラインでの開催にも手応えを感じていた。
「eBASEBALL プロリーグ」2020シーズンは12月5日に開幕する。真中氏は「普段は11月以降にシーズンオフで、1月まで野球がない中、この『eBASEBALL』で野球ファンが1年間野球が楽しめるのがいいのかなと感じます」と幅広い野球ファンに視聴を呼び掛けていた。今季は昨年度からの継続契約選手22人に加え、eドラフト会議で指名された26人の合計48人が2020シーズンのプロ選手として球団の看板を背負って日本一を目指す。
(安藤かなみ / Kanami Ando)