「残酷だけど素晴らしい」演技派センターの全てを騙した“HR強奪”に全米注目
台湾プロ野球の敵味方、ファン、そして実況も騙したホームラン強奪キャッチが米でも話題に
台湾プロ野球(CPBL)で起こった球場全てを騙したホームラン強奪キャッチが全米で大反響となっている。米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」公式インスタグラムでも、この様子を取り上げると「伝説的な実況」「残酷だけど素晴らしい」とファンたちは大盛り上がりだった。
演技派のセンターが歓喜に沸く打者をどん底に突き落とした。16日、台南で行われた富邦ガーディアンズと統一ライオンズでの一戦。富邦の中堅・リン・チェシャンは大飛球を追いフェンスに激突しながら大ジャンプしホームラン強奪キャッチを見せた。だが、好捕したにもかかわらずなぜか悔しい表情を見せることに。
打者はホームランと勘違いしダイヤモンドを一周。ベンチに戻っても歓喜の声をあげ、実況も「キャッチした~ いや入った!」と一発を確信したが、その後にグラブに打球が収められているのが分かり、打者の落胆した表情に実況も「彼はボールをキャッチした! ワオ! 彼は私たちみんなを騙した!」と困惑。好捕したリン・チェシャンはしてやったりの表情を見せた。
同インスタグラムでも「誰もがホームランだと思ったが彼はキャッチしていた」とコメントを添え動画を公開。誰もがホームランと騙された超美技にファンも「打者に同情する」「彼は私たち全員を騙した」「残酷だけど素晴らしい」「伝説的な実況」「タイワンはクールすぎる」「MVP」と驚きの声を上げていた。
(Full-Count編集部)