ドラ1位候補、近大・佐藤輝明が最終戦で有終の美 「記録更新できたのは自信になる」

関大戦で「3番・三塁」でスタメン出場した近畿大・佐藤輝明【写真:橋本健吾】
関大戦で「3番・三塁」でスタメン出場した近畿大・佐藤輝明【写真:橋本健吾】

リーグ最終戦で3打数1安打1打点マーク「次のステージに向けて」

 今秋のドラフト1位候補に挙がる近大の佐藤輝明内野手が19日、ほっと神戸で行われた秋季リーグ最終戦の関大戦で「3番・三塁」でスタメン出場。4回の第3打席で右前タイムリーを放ち、この日は3打数1安打1打点の活躍を見せた。試合は5-1で近大が勝利した。阪神、オリックスなど6球団計15人のスカウトが駆けつける中、大学最後のリーグ戦を終え「ホームラン記録を更新できたのは自信になる。次のステージに向けてしっかりやっていきたい」と語った。

 初回の第1打席は四球、第2打席は見逃し三振に倒れたが、4回2死一、三塁から低めの変化球にバットを合わせ右前タイムリーを放ち貴重な追加点を挙げた。前日の同戦ではOBの二岡智宏(現巨人3軍監督)のリーグ通算本塁打記録を更新する14号を放ち、プロスカウトも熱視線を送る中でもきっちり結果を残した。

 大学生活最後のリーグ戦を終えた佐藤は「ホームラン記録を更新できたのは自信になる。けど、まだ満足できていない部分もある。これが今の自分の実力だと思うので次のステージに向けてもしっかりやっていきたい」と語った。

 チームは通算8勝2敗で首位。立命大が残り2試合を連勝しなければ近大のリーグ優勝が決定する。

【連続写真】本塁打のリーグ記録更新した長打力が魅力 ドラフト1位候補、近畿大・佐藤輝明の打撃フォーム

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY