ド軍385億円ベッツ、WS進出導く超人キャッチに大興奮「本塁打強奪は楽しいね」
シリーズMVPは5本塁打11打点を挙げたシーガーが選ばれた
■ドジャース 4-3 ブレーブス(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間19日・アーリントン)
ドジャースは18日、ブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦で4-3で逆転勝ち。2年ぶり24度目のリーグ優勝を飾り、ワールドシリーズ進出を決めた。シリーズMVPには5本塁打、11打点を挙げたコーリー・シーガー内野手が選出された。
昨季MVPに輝いた主砲のバットが決めた。同点の7回2死。ベリンジャーが元日ハムのマーティンから勝ち越しの右越え2号ソロを放った。2点を追う3回にはスミスの中前2点打で一時同点。1点を勝ち越された6回にはヘルナンデスの左中間2号ソロで再び同点に追いついていた。大リーグ公式サイトはMVPのシーガーのコメントを紹介。「(MVPは)すごくクール。もちろん僕だけじゃない。このチーム全体だよ。28人全員が全力を出し、シリーズを通して奮闘した」と振り返っている。
ドジャースは守備も光った。1点ビハインドの5回1死。右翼ベッツがフリーマンの本塁打性の打球をフェンス際でジャンピングキャッチした。16年から4年連続ゴールドグラブ賞に輝いている名手が第5戦から3試合連続のビッグプレー。お気に入りを問われたベッツは「本塁打強奪だね。あれは実際に本塁打だったから。他の2つはフェンス越えじゃなかった。フェンスを越えるものの方が楽しいね」と振り返った。
第4戦まで1勝3敗と追い詰められていたが、崖っぷちからの3連勝した。88年以来32年ぶりの世界一をかけた20日(同21日)からのワールドシリーズでは、筒香嘉智外野手が所属するレイズと対戦する。「キケ(ヘルナンデス)の同点弾、ムーキー(ベッツ)の本塁打強奪。そして、もちろんコーディ(ベリンジャー)も。多くの素晴らしいことがあった」。日本生まれのロバーツ監督もチーム力に手応えを感じるリーグ制覇となった。
(Full-Count編集部)