中日大島が驚異6割超え、鈴木誠&村上が大山と岡本を猛追…セ週間ベストナインは?
中日は4試合無失点4ホールドの福をはじめとするリリーフ陣の活躍も光る
【第18週セ週間ベストナイン】
先発 大野雄大(中日)
救援 福敬登(中日)
捕手 西田明央(ヤクルト)
一塁 村上宗隆(ヤクルト)
二塁 菊池涼介(広島)
三塁 大山悠輔(阪神)
遊撃 京田陽太(中日)
左翼 佐野恵太(DeNA)
中堅 大島洋平(中日)
右翼 鈴木誠也(広島)
週間で5勝をマークした中日勢から4選手を選出。まず野手では中堅の大島がリーグトップの打撃成績をマークした。第18週は6試合すべてで安打を放ち、23打数14安打の打率.609。6得点をあげてリードオフマンとしての役割を十二分に果たした。打率ランキングでも2位に浮上し、1位のDeNA佐野に9厘差に迫っている。京田も2番として打率.333と高いアベレージを残してチームに貢献。1番の大島、2番の京田という上位打線が2位まで浮上してきた中日の好調を支えている。
また、忘れてはならないのが投手陣の存在。大野雄は14日の阪神戦で完封勝利をあげて、今季5度目の完封をマークした。完投も9となり、シーズンを通じての活躍が際立つ。リリーフではセットアッパーの福が4試合に登板し、無失点で4ホールド。この福と祖父江、R・マルティネスが構築する勝利の方程式が、現在の中日の大きな武器となっている。
中日に次ぐ4勝1敗と3つの勝ち越しを作ったDeNAからは主砲の佐野を選んだ。週間の打率こそ.250と高くなかったものの、4試合で本塁打を放った。11日の阪神戦から5試合連続本塁打として球団記録に並び、週間4発はリーグ最多だった。阪神の大山は打率.455と中日・大島に次ぐ打率をマークしていた。
広島の鈴木誠は.350という高い打率もさることながら、3本塁打を放ち、9打点はリーグトップだった。本塁打でトップの大山に2本差、打点でも巨人の岡本に9打点差とし、ジワジワとその差を詰めてきている。菊池涼は週間打率で.333をマーク。ヤクルトの西田は打席は少ないながら打率.357をマークし、村上も週間で.318、2本塁打6打点とまずまず。村上は23本塁打で大山に3本差、76打点で岡本に3打点差と追い上げている。
(Full-Count編集部)