燕・山田哲が「ポスティングされれば…」 米ゲーム界が“日本のトラウト”と熱視線
野球ゲーム・ファンタジー・ベースボールを扱う米記者「ヤマダのポテンシャルは計り知れない」
今季中に国内FA権を取得したヤクルトの山田哲人内野手が米ゲーム業界から注目を浴びている。米放送局「CBSスポーツ」で主に野球ゲーム「ファンタジー・ベースボール」を扱うフランク・スタンプフル記者が2021年シーズンの若手有望株10選手をピックアップ。3度のトリプルスリーを達成したスワローズの好打者が選ばれている。
山田哲は3度のトリプルスリーを達成し、4度の30発&30盗塁を記録。記事では昨シーズン打率.271、102得点、35本塁打、98打点、33盗塁を記録したことを紹介。「私は日本のベースボールについて非常に詳しいというわけではない」と前置きした上で、現役最強の呼び声が高いエンゼルス・トラウトに例えて紹介している。
「この男、テツト・ヤマダについては、ずっといろいろな話を聞かされてきた。もし、彼がヤクルトスワローズからポスティングされれば、彼のポテンシャルは計り知れないと思っている。彼は“日本のマイク・トラウト”と呼ばれていて、彼のスタッツもそれを裏付けている」
山田哲は9月3日に国内FA権を取得。権利を行使すれば、国内球団の争奪戦になることが予想されるが、記事ではメジャー挑戦の可能性もゼロでないことを指摘。「もちろん、これはヤマダがポスティングされるかにかかっているが、彼はその選択を否定してはいない」と伝えている。
他の選手ではレイズのワンダー・フランコ内野手やマリナーズのジャレッド・ケレニック外野手を筆頭に挙げられた。果たして山田の去就は……。少なくとも米ゲーム業界は「日本のトラウト」のメジャー挑戦を楽しみにしているのは間違いなさそうだ。
(Full-Count編集部)