「80%データ、20%フィーリング」「後悔ない」退任のDeNAラミレス監督、一問一答
「本当にやりたいことは勝つことだけ。明日も勝ちたいし、その次も勝ちたい」
――残りのシーズンで、これだけはやっておきたいことは?
「やり残したことと言うか、本当にやりたいことは勝つことだけです。明日も勝ちたいし、その次も勝ちたい。とにかく勝ちたい、成し遂げたいということは、いつでも強く思っています」
――将来的にはまたDeNAの監督、あるいは他のチームでも監督をやりたいという気持ちは?
「現状としてはまだ、DeNAのユニホームを着て仕事をしている立場で、特別な気持ちを持ってやっています。もしそういう機会があれば、聞いてから考えたいと思います。他のチームのユニホームを着る可能性もあるかもしれませんが、それはまたその時に考えるべきことだと思います」
――印象に残る選手として、佐野の名前を挙げましたが、監督生活で他に印象に残っている選手は?
「佐野については今年から4番として起用して、自分の判断が間違いだったかもしれないという中で、結果を残してくれたということで、特に印象に残っているということです。佐野だけでなく、このチームでは、宮崎も最初はバックアップの選手でしたが、一生懸命努力して今のポジションを確保しました。倉本などもそうですし、バッテリーでも三嶋は難しい状況で見事に結果を出しているし、戸柱もすごく自分で考えて努力して成長しました。彼らだけでなく、印象に残っている選手は、本当にたくさんいます」
――今シーズンの結果として、首位の巨人とこれだけの差がついてしまったわけですが、何が原因だったか?
「巨人以外のチームとは、対戦成績もそれほど悪くなかったと思いますが、巨人相手には、どの数字もよくなかった。それが現在の差につながっていると思います」
――5年間お疲れ様でした。
「(拍手で見送られ、笑顔で)アリガトウゴザイマシタ。バモス!」
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)