東大・松田祐香マネージャーがベンチ入り 法学部在籍の4年生、最終カードで計らい
多くのマネージャーの支えで成り立つ東京六大学らしいひと幕
東京六大学秋季リーグ戦は31日、東大が明大に3-9で完敗。17年秋から続く連敗は「55」(2分けを挟む)に伸び、今年の連敗ストップのチャンスは11月1日の明大2回戦のみとなった。
この試合、ベンチから試合を見守る女性がいた。東大野球部副務の松田祐香マネージャー(4年)。4年間、裏方としてチームを支えてきた最上級生への計らいもあり、最終カードはいつもより近い場所から選手を後押しした。
千葉の名門校・渋谷教育学園幕張高から東大に現役合格し、法学部に在籍する4年生。試合中はスーツ姿でスコアをつけ、勝利を祈っていたが、チームは9回の3得点の追い上げもむなしく敗れた。
午後5時過ぎまで3時間11分にわたった試合に、井手峻監督は「寒い思いをさせてしまった」と謝ったが、多くのマネージャーの支えによって成り立つ東京六大学らしいひと幕。1日は東大―明大、法大―立大の4校が最終戦となる。
(Full-Count編集部)