ロッテの窮地を救った若手たちの躍動…相次ぐ主力の離脱乗り越え“下克上”へ

主力の穴を埋めた若手たちに“プロ初”が生まれた10月

 プロ2年目の藤原恭大外野手は、10月9日のソフトバンク戦に「1番・左翼手」で先発出場。プロ初の猛打賞を記録する活躍で、リードオフマンとして勝利に貢献した。10月14日には、楽天・涌井秀章投手からプロ初本塁打となる先頭打者本塁打を放ち、秘めたパワーを見せつけた。その豪快なスイングに心を踊らせた方も多いのではないだろうか。

 ドラフト3位ルーキーの高部瑛斗外野手は、途中出場した10月9日にうれしいプロ初安打を記録。また、今季楽天から移籍してきた21歳の西巻賢二内野手は、10月9日から4試合連続安打を放って猛アピールした。

 中堅も負けてはいない。マーティンは25本塁打でランキング4位に座り、レアードに代わる主砲として得点を量産。鋭い送球で走者を刺すなど好守備も連発し、攻守でチームに貢献した。

 投手陣では種市の離脱が痛手だった。8月2日に右肘の違和感で1軍を離れると、9月14日に「トミー・ジョン手術」を受けたことが発表された。背番号を「16」に変更し、先発ローテーションの勝ち頭として期待されていただけに、種市の不在の衝撃は大きかった。

 救援陣も窮地に立たされた。勝利の方程式の一角を任されていたジャクソン投手が突然の退団。加えて21ホールドを記録しブルペン陣を支えたハーマン投手が9月中旬に故障離脱。苦しい投手運用が続くなか、移籍してきた新戦力たちが投手陣をけん引した。

 楽天からFAで移籍した美馬学投手は、リーグ4位タイの9勝を挙げ、チームの勝ち頭として力投を続けている。ソフトバンクに対しては6試合で4勝をマークするなど、鷹キラーとして名高い美馬。CSで待つリーグ王者を攻略するために重要な存在だ。

シーズンも残りわずか、背後に迫る西武・楽天から2位の座を死守するためには

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