カブス再建なら3年62億円ダルビッシュは「メッツのトレード選択肢」 NY紙報じる
メッツは総資産1.5兆円のコーエン氏が新オーナーに就任「メッツのトレード選択肢」
カブス・ダルビッシュ有投手がメッツにトレードされる可能性を米ニューヨーク・ポスト紙が伝えた。
メッツは大富豪のスティーブ・コーエン氏が新オーナーに就任。コーエン氏の買収額は史上最高となる24億ドル(約2500億円)以上で、これまでに大補強の可能性が指摘されている。ニューヨーク・ポスト紙は「スティーブ・コーエンが飛び付くことのできるメッツのトレード選択肢」として、インディアンスのリンドーア、レッドソックス・ボガーツ、ロッキーズのアレナドと共にダルビッシュの名前を挙げた。
同紙はカブスが年俸総額を大幅に下げることを希望していると指摘。「ダルビッシュ(3年5900万ドル=約61億8000万円)が最も高額だ。カブスのファームは良い状態ではなく、2021年シーズン終了後にバエス、ブライアント、リゾ、シュワーバーら野手の中心選手たちがFAとなる」とチーム状況に言及。メッツにはアーメッド・ロサリオ、JD・デービス、ジェフ・マクニール、ドミニク・スミスらがおり、「カブスが興味を持つかもしれない費用効率の高い野手が多くいる。レッドソックスとドジャースのトレードの時のプライスのように、有望株の見返りを下げるため、コーエン氏は衰えているキンブレルの1700万ドル(約17億8100万円)を引き取ることさえできるかもしれない」とトレード案を挙げた。
日本人初の最多勝を獲得したダルビッシュはこの日、ナ・リーグのサイ・ヤング賞のファイナリストに選出された。推定資産は約146億ドル(約1兆5300億円)という大富豪のメッツオーナー就任。果たしてニューヨーク・ポスト紙が指摘したような大型トレードの可能性はあるのか。
(Full-Count編集部)