オリドラ1宮城、5回3失点で高卒新人一番乗りプロ初勝利「追い込んでからが課題」
5回3失点で降板も同期入団のドラ2紅林が決勝打、高卒コンビが活躍
■オリックス 4-3 日本ハム(6日・京セラドーム)
オリックスのドラフト1位ルーキー・宮城大弥投手が6日、本拠地での日本ハム戦に先発し5回7安打7奪三振、3失点(自責2)の粘投でプロ初勝利を挙げた。同期入団の同2位・紅林が決勝打を放ち高卒コンビの活躍でチームは4-3で勝利した。
宮城は初回無死一塁から杉谷の左翼線二塁打に失策が絡み失点、さらに1死一、二塁から野村に左前タイムリーを浴び2点を失うスタート。2点リードの5回には大田、中田、野村に3連打を浴び同点に追い付かれたが、その裏に同級生が意地の一打を放った。
1死から佐野が三ゴロ失策で出塁し二塁まで進塁すると、2死二塁から同期のドラフト2位・紅林が左前適時打を放ち勝ち越しに成功。宮城にプロ初勝利の権利が発生した。
降板に宮城は「今日は追い込んでからのピッチングが課題だと思います。先に2ストライクと追い込んでからタイムリーを打たれたり、ファールで粘られて四球を出してしまっていました。追い込みながらも決めきれないという中で、球数も多くなってしまいましたし、もっともっとそういった点を工夫していかなければいけないと思います」とコメント。
その後はリリーフ陣が日本ハム打線を無失点に抑え、5回3失点で降板した宮城が今季の高卒新人一番乗りでプロ初勝利を挙げた。
(Full-Count編集部)