元同僚メヒアが「泣かせる」 引退の楽天・渡辺直への“惜別シーン”にファン感動
「1番・DH」でスタメン出場してマルチ、9回には遊撃の守備について拍手喝采
■楽天 4-2 西武(6日・楽天生命パーク)
楽天の渡辺直人内野手が6日、引退時代となった本拠地での西武戦で躍動した。「1番・DH」でスタメン。3回に二塁打を放つと、直後の適時打でヘッドスライディング生還。さらに9回には遊撃の守備につき、ファンを泣かせた。
渡辺直は3回2死の第2打席で、内角の直球をうまく左翼線に運んで二塁打に。この日チーム初安打となり、続く小深田の左前適時打で三塁を蹴ると、ヘッドスライディングで先制の生還を果たした。さらに7回にも中前打を放ってマルチ。一塁ベース上で、西武時代の同僚でもあるメヒアとグータッチを交わした。最後は9回にDHを解除して遊撃の守備に。涙を見せながらも併殺を完成させるなど勝利に貢献した。
最後の勇姿を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは「【現役引退】渡辺直人『最後まで泥くさく、直人らしく』」と題して動画を公開。ファンからは「メヒアとグータッチしてるの泣けるな……」「メヒアがオジサンを泣かせるんだけど!?」「個人的にいぶし銀って言葉が1番似合う選手です」「やっぱりカッコよすぎる……」などと感動する声が相次いだ。