二刀流の復活目指す大谷翔平の現状は? 地元記者「75~80%ほどの力で投げている」
「彼は投球を始めて1か月ほどになる」 投球の距離は約36メートルまで伸ばす
エンゼルスの大谷翔平投手は今季、開幕早々に投手としては離脱し、打者としても不振にあえぐ試練のシーズンを送った。巻き返しのメジャー4年目に向け二刀流復活を期す中、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者が近況を報告している。
2018年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた大谷は、今年7月26日(同27日)の敵地アスレチックス戦で693日ぶりに投手復帰。8月3日(同4日)に右屈曲回内筋群の損傷と診断されて打者に専念した。今季の投手成績は2試合登板し、0勝1敗、防御率37.80。打撃成績は44試合出場し、打率.190、7本塁打、24打点、7盗塁と本来の姿からは程遠かった。
フレッチャー記者はツイッター上で「エンゼルスはショウヘイ・オオタニの最新情報を提供した」として状況を説明。「彼は投球を始めて1か月ほどになる。投球の距離は約120フィート(約36メートル)まで伸び、75~80%ほどの力で投げている」と詳細を明かした。
調整は順調なようで「オオタニはスプリングトレーニング開始時には健康な状態でいることが予想され、再び二刀流の選手になることが期待される」とも。完全復活に向けた土台を着々と築いていく。
(Full-Count編集部)