楽天が球団創設初のファーム日本一! 奈良原2軍監督「練習してくれた成果」

楽天・奈良原浩2軍監督【写真提供:東北楽天ゴールデンイーグルス 】
楽天・奈良原浩2軍監督【写真提供:東北楽天ゴールデンイーグルス 】

「選手が一生懸命頑張ってくれてこういう結果を残せて嬉しく思います」

 ファーム日本一を決めるプロ野球ファーム選手権が7日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、楽天2軍がソフトバンク2軍を6-4で下し、球団史上初のファーム日本一に輝いた。

 楽天は初回、村林が右翼線への二塁打で出塁すると、黒川の一ゴロをリチャードが弾く間に先制点を奪った。その裏に3点を奪われて逆転されたものの、2回にオコエ瑠偉の適時打、村林の右前適時打で同点に。4回には村林が中前適時打を放って勝ち越しに成功。7回には下水流が2ランを放ってリードを広げた。

 先発の西口は初回に3点を失ったものの、その後は無失点を続けて6回8安打3失点。7回からは池田駿、池田隆、釜田と繋いで逃げ切った。球団創設以来、初のファーム日本一を手にした奈良原浩2軍監督は勝利監督インタビューで「選手が一生懸命頑張ってくれてこういう結果を残せて嬉しく思います」と語った。

 昨季はイースタン・リーグ初優勝を果たしたが、ファーム選手権でソフトバンクに敗れており、そのリベンジを果たした形に。指揮官は「シーズンを通して、ここにいるメンバーが自分の課題に取り組んで練習してくれた成果がこういう結果につながった。この経験を生かして、1軍で飛躍できるように願っています」と語り、若手たちの来季の飛躍を願っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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