楽天・石井一久GMが新監督に 会見コメント「ポテンシャルあるが、勝負弱い」
昨年も平石洋介前監督が就任1年目で退任しており2年連続の監督交代
楽天は12日、来季監督に石井一久GMが就任すると発表した。就任1年目だった三木肇監督は2軍監督に配置転換に。楽天は昨年も、平石洋介前監督(現ソフトバンク打撃兼野手総合コーチ)がAクラスの3位に入りながら、1年で退任しており、2年続けての監督交代となる。
この日、立花陽三社長とともに会見に臨んだ石井新監督は「変化には勇気、覚悟が大事。何を言われようがブレずに邁進するだけ」と意気込みを語る。今季チームは4位に沈んでおり「GMに就任した時から、このチームを上昇させ、骨太にすることが僕の使命だった。東北の皆様に愛されるだけでなく、強いチームにしていきたい。このチームはポテンシャルはあるが、勝負弱い。今シーズンにそれが出た。来季しっかり作り替えたい」とも話した。
三木監督から石井GMへの監督交代に踏み切った立花社長は「役員会を開いた上で、我々から選手をよく知る石井さんに就任を要請した」と、石井GMの監督就任への経緯を説明していた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)