“捕手がビビる”魔球ナックル特集に米唖然 予測不能の変化に「えげつない」
昨季までRソックスでプレーしたスティーブン・ライト投手のナックルの変化が凄い
無回転、揺れて落ちる魅惑の変化球・ナックル。サインを出した捕手ですら捕球困難になる“魔球”はSNS全盛の現代において度々特集され、そのたびに話題を呼んだ。
現在は“絶滅危惧種”となりつつあるナックルボーラー。2019年までレッドソックスでプレーし通算24勝を挙げたスティーブン・ライト投手が直近では代表格と言えるだろう。その投球に改めて焦点を当てたのはナックルボーラー養成アカデミー経営者で元独立リーガーのクリス・ノーリン氏だった。
自身のYouTubeチャンネルでライト投手の魔球動画を作成。同じ変化は1球もない唯一無二のナックルは一度浮いて急激な変化を見せるものもあれば、揺れて、落ちて、曲がるといった自由気ままに変化する様子が映し出されている。あまりの変化にサインを出した捕手も取れない1球もありファンも驚きの声を上げている。
「捕手が取れないボールはえげつない」
「正真正銘えぐい」
「プロの捕手が捕れないんだから、えげつないのはわかる」
「捕手が捕れない球をどうやって打つの? (打つのは)運任せだな」
「捕るのが最も難しい球の一つ」
「僕の所に来るその球がスローモーションでも打てない」
「捕手の顔がビビってるね笑」
ライト投手は2019年に薬物規定違反で80試合の無給出場停止処分を受け、今季は所属チームがないまま1年を終えている。2016年には13勝6敗、防御率3.33をマークしオールスターゲームにも選出されたナックルボーラーは再びメジャーの舞台に戻ることができるのか注目だ。