DeNA佐野が背番号「7」に変更した理由 退団する石川から託された新旧主将の絆
三原球団代表が明かす「7番をキャプテンで頑張っているから佐野に付けてもらいたい」
DeNAは15日、来季から佐野恵太内野手の背番号が「7」に変更することを発表。ベイスターズの主力が背負ってきた伝統ある背番号を打診した“裏側”を球団公式ツイッターが公開し話題になっている。
背番号「7」はこれまでポンセ、鈴木尚典、仁志敏久、そして今季で退団となった石川雄洋内野手が2019年まで背負った番号だ。“チームの顔”ともいえる番号を打診されたのは今季「4番・主将」として106試合に出場し打率.328、20本塁打、69打点で初の首位打者のタイトルを獲得した佐野だった。
球団公式ツイッターでは「SANO 44→7」とコメント添え、三原球団代表が佐野を呼び背番号変更を打診する動画を公開した。
三原球団代表は「石川と話をしていた時に『7番をキャプテンで頑張っているから佐野に付けてもらいたいという思いがある』と。いいアイデアだなと。もし君さえよければ来年、背番号7番をつけてもらいたい」と佐野に向け背番号変更を打診。
真剣な眼差しで球団、そして昨年まで主将を務めていた石川の思いを感じ取った佐野もこれを快諾。来季から新背番号を背負うことになり「ベイスターズにとって7番は凄い重い背番号と思っている。今年以上に来年頑張らないといけない。石川さんの思いを背負って頑張りたい」と、更なる飛躍を誓っていた。