大谷翔平に二刀流を「やってほしい」　エンゼルス新GMは継続を望む

エンゼルスのGMに就任したミナシアン氏が会見

　エンゼルスの新たなGMに就任したペリー・ミナシアン氏が17日（日本時間18日）、就任会見を行った。今後のチーム運営の方針等を語る中で、相次ぐ故障で本来の力を発揮できていない大谷翔平投手の二刀流起用の方針についてもコメントした。

　今季までブレーブスのGM補佐として活動し、チームの3年連続地区優勝に貢献したミナシアン氏。まず大谷について「彼はすごいタレントがあって99％の人ができないないことをできる人間だ。そして忘れないでいて欲しいのは彼はまだ若いという事。とにかく彼のプレーを見るのがが楽しみだよ」と評価した。

　二刀流を継続させるか否かについては「まだ二刀流でやっていくかは話し合っていない」としつつ「でも過去の試合を見てるとできるのはわかっている。医療的に見て大丈夫ならやってほしい」と、新GMは“二刀流継続”を望む。

「医療チームとコーチともちろん翔平と話して決めるよ。とても楽しみだ。彼は見ていて楽しいし、圧倒するような選手だだからこそ、みんなで話し合ってから決めたいと思っている」と語ったミナシアン氏。最終的にはスプリングトレーニングで決めるとするが、来季も大谷の二刀流を見ることができそうだ。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）