今季2度目の月間MVP 鷹・柳田、好成績の要因は「優勝したいという気持ち」
日本シリーズへも意気込み「チーム一丸で日本一になれるように頑張ります」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が18日、「10、11月度大樹生命月間MVP賞」を受賞した。10、11月の柳田はリーグトップの41安打を放ち、打率.360、5本塁打、22打点と活躍して、チームの12連勝とリーグ優勝に大きく貢献した。
柳田の同賞受賞は6、7月に続いて今季2度目。シーズン2度の受賞は2015年以来で通算7度目の受賞となる。また、リーグトップの月間安打41本を記録したことで、シーズン146安打として自身初の最多安打のタイトルも獲得した。
オンラインでの受賞会見に臨んだ柳田は「選んでいただいてうれしいです。今年4回しかチャンスがない中で2度も受賞したのは自信になりますし、いいシーズンだったかなと思います」と喜びを語った。成績はいずれもリーグ上位だが「数字は何も考えてないですけど、優勝したいという気持ちで毎日プレーしていたので、その気持ちで成績を残せたかなと思います」と振り返った。
ロッテとのCS初戦でも特大本塁打を放つなど、好調を維持している。「(CSでは)いい仕事ができたなかなと思いますし、いい形で日本シリーズにも入れると思います。泣いても笑っても残り少しなので、悔いのないように今年を締めくくりたい。チーム一丸で日本一になれるように頑張ります」。柳田は自身7度目となる同賞の受賞を弾みに、21日に開幕する巨人との日本シリーズに向けて最高の準備を進めていく。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)