韓国2冠王ロハスJr.争奪戦にMLB球団も参戦? 米メディア「数週間のうちに関心集める」
KTウィズでの4年間で通算511試合に出場し打率.321、132本塁打409打点
今季、韓国プロ野球(KBO)のKTウィズで47本塁打、135打点で2冠王に輝いたメル・ロハスJr.外野手。KBOで大活躍し注目を集めるロハスJr.に米メディアも「数週間のうちにMLB球団から関心を集める可能性」と伝えている。
ロハスJr.は2010年にドラフト3巡目でパイレーツと契約。16年にはブレーブスにトレード移籍もメジャー昇格はなく17年途中にKBOのKTウィズに移籍。同年は打率.301、18本塁打56打点を記録すると、その後も長打を武器に主軸として活躍しKBO4年間で通算511試合に出場し打率.321、132本塁打409打点の成績を残している。
米データ分析サイト「スポーツインフォ・ソリューションズ」は「韓国で大活躍し、数週間のうちにMLB球団から関心を集める可能性がある3人の外野手」として、ロハスJr.の名前を挙げ「KBOで最高の打者へと変貌を遂げた」と4年間の活躍を絶賛。レベルスイングのスイッチヒッターで打率を残せることも魅力であることも言及した。
ただ、KBOに比べメジャーの投手は直球のスピード、変化球が優れている点を挙げ「アプローチを修正する必要があるかもしれない」と課題も指摘。2018年には18盗塁を記録し通算27盗塁をマークしているが「彼のスピードは今でも問題ないレベルにあるが(MLBでプレーするなら)盗塁は試みないだろう」と、打撃面を重視したプレースタイルになることを予想した。
すでに日本球界も調査を行うなど注目が集まる“韓国球界の大砲”。今オフの動向に注目だ。