レイズ、18年CY賞左腕スネルがトレード候補に コロナ禍の経済的損失でコストカット
スネルは19年に5年52.3億円の大型契約を結んでいる
2018年にサイ・ヤング賞を獲得し今季もエースとして活躍したレイズのブレイク・スネル投手にトレードの可能性が出てきた。MLB公式サイトが伝えている。
18年に21勝5敗、防御率1.89をマークするなどレイズのエースとして君臨してきたスネル。MLB公式サイトは「レイズはエースのスネルをトレードすることにオープン」との見出しで、今オフに移籍する可能性を指摘した。新型コロナウイルスの影響で経済的損失が大きく、球団は積極的ではないがトレードの可能性を模索しているという。
スネルは2019年に5年5000万ドル(約52億3000万円)の複数年契約を結び、残り3年3900万ドル(約40億7000万円)が残っている。球団はすでに1500万ドル(約15億6000万円)のチャーリー・モートン投手、450万ドル(約4億7000万円)のマイク・ズニーノ捕手とのオプションを破棄するなどコストカットを決行。スネルにはブレーブス、エンゼルス、マリナーズが興味を示しているという。
スネル以外にも高額年俸者にトレード移籍の可能性があるようだ。MLB公式サイトは残り2年2350万ドル(約24億5000万円)のケビン・キアマイアー外野手、1年700万ドル(約7億3000万円)の筒香嘉智外野手の名前が挙げている。
(Full-Count編集部)