「コロナで夢を終わらせるか?」元アメフト・ティーボウがMLB初昇格へ現役続行
元アメフトのスター選手でメッツ傘下ディーボウ「野球はとても大切なこと」
元アメフトのスター選手でメッツ傘下に所属するティム・ティーボウ外野手が来季もメジャー昇格を目指して現役続行すると米ニューヨーク・ポスト紙が伝えた。
33歳のティーボウは16年9月にメッツとマイナー契約。昨季はメッツ傘下3Aシラキュースで77試合出場、打率.163、4本塁打、19打点、2盗塁。今季は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグが中止となり、ここまでメジャーでのプレーはない。同紙はサンディ・アンダーソン球団社長がティーボウ本人との会談で現役続行を勧めたと報道。アンダーソン社長が「彼は(野球に)戻ることに不安を抱いているようだった。だから、私は、彼にこう言ったんだ。『新型コロナウイルス関連の理由で、君の夢への探求を終わりにしてもいいのか。今年、君はプレーする機会がなかっただろう』ってね。その前年(2019年)には、少し怪我をしていたしね。彼は戻ってくることに決めたよ。そして、我々は、彼に機会を与えることを約束した。これからは今後どうなるか見ていきたい」と語ったことを伝えている。
ティーボウはマイナー通算3年間で287試合出場、打率.223、18本塁打、107打点、5盗塁。これまでに大リーグ公式サイトのインタビューで、「他にやりたいことも多くあるので、永遠にやりたいとは思ってない。でも、今はまだ僕にとって、(野球は)とても大切なことなんだ」と語っている。
(Full-Count編集部)